夏着物【能登上布】本麻 手織絣 石川県指定無形文化財 単衣 黒紺色 薄物 立涌文

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商品情報

石川県指定無形文化財、能登上布の夏物お着物です。
能登上布は越後上布、宮古上布とならび三大上布のひとつに挙げられます。

能登上布は軽やかで張り感のある「苧麻(ちょま)」と呼ばれる麻を使用します。
製造工程は、原糸の糸繰りから手織りの仕上げまで、100近くの複雑な工程から成り、長い間継承されてきた熟練の職人技によって作り上げられております。
手織りから生まれる透け感は「セミの羽」に例えられ、夏着物として好まれています。

能登上布らしい深みある藍黒のお色味に丁寧な総絣柄文様が表された作品です。
ひんやりとした手触り、風を通す程良い張りが盛夏にも快適な着心地を約束してくれる一枚です。

こちらは証紙類は付属しておりませんが、絣の模様を合わせるためにつける「耳じるし」がありませんでしたので能登上布の作品になります(写真13)。

夏の装いに差のつく1枚ですので、年々「幻」となっていく夏の織りものをご堪能いただきましたら幸いです( > > )


●色:
紺黒色

●サイズ:
広衿衿、単衣仕立て
身丈 160.5cm
裄丈 62cm
袖丈 47cm
前幅 22cm
後幅 28.5cm
裄の縫い込み約3cm
内揚げはありません
※素人の採寸ですので若干の誤差はご了承ください。

●素材:
着物地 芋麻100%
衿裏 麻生地

●状態:
衿と袖にしつけ糸が付いています。
衿裏に幾つか汚れがありました(写真9、10)。
生地のリキは十分あり、着物地は綺麗で状態は良好です。
中古品ということをご理解いただいた上でご購入をお願いします。

●その他、注意事項:
お使いのモニターによって見える色に違いがありますので、微妙な色を追及されている方はご注意ください。


【 #能登上布 】
およそ二千年前に崇神天皇の皇女が現在の中能登町能登部下に滞在した際、この地に機織を教えたのが能登上布の始まりと伝えられています。
その後、江戸時代に近江(現在の滋賀県)から技術を導入して発展し、昭和初期には麻織物の全国一の生産高を誇りました。
中能登町では後継者育成などに努力が続けられており、明治四十年には皇太子殿下の献上品に選ばれました。昭和三十五年には石川県の無形文化財に指定されています。


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カテゴリーファッション > レディース > 着物・浴衣
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